プロフィール

はじめまして、2017年3月から帯同妻としてフィリピンで暮らす「はなお」です。

配偶者と、ねこ3匹・犬と保護猫とマニラに住んでいます。

はなお

ブログをはじめたきっかけ

昨年バンコクひとり旅に行ったときに、「ブログを書こうかな〜」となんとなく思い、行った場所の写真を撮り始めました。

バンコク・パヤタイの好きなCanteenで会ったねこ

しかしなんとなく好きな場所で写真を撮るだけで、

数ヶ月経ちました。

そんな中、3月に保護した子猫(ぱんちゃん)の猫白血病が発覚。

もやもやする日々が続く中、「何かできることはないかな」と思い、サーバー契約とドメイン取得だけをして数ヶ月経っていたブログを始めることにしました。

ブログを毎日続けることを、「願掛け」のようにしたい、というきもちがありました。

はなお

ブログのタイトルの意味

ブログのタイトル「そのひぐらし」は、日本語ではあまり肯定的な意味ではないですよね。

でも、英語でいえば「Seize the day = 今を生きる、今を楽しむ」。

「ぱんちゃんにその日できることをして、その日のことだけ考えることを続けよう」いう気持ちからつけたタイトルです。自分に言い聞かせたかった言葉でもありました。

パンちゃんの猫白血病は、幸い2ヵ月で陰性になりました!
子猫の猫白血病(FeLV) が陰転するまでの日々(前編)

アイデンティティを失い暗黒の駐在帯同生活

私は、日本人の知り合いは配偶者の同僚以外ほとんどいない系のまったくキラキラしていない帯同妻で、自分のペースで暮らすのが好きです。

フィリピンに住んで3年5ヶ月が経ち、コンドのトイレが臭い事以外『生活への不満』というものは全く感じなくなったように思います。

が、最初の2年間は『ただただ暗黒の日々』でした。

というのが、私は小さい頃から『絶対に自分で稼げる実力をつけて、生きていきたい』と思ってきました。

それに対して最善の努力をしていたとはいえませんが、フィリピンに来る事で『自立した自分』という部分でのアイデンティティをすっかり失ってしまいました。

そんな中、SNSを見ると『友達と充実した日々を過ごしていそう』な駐在・帯同妻の方ばかり。
私の中では、下記の記事のような気持ちが溜まっていくばかりでした。

なぜマニラ駐在妻生活で、心が重く苦しかったのか考えてみた 内向的な無職の駐在妻が、焦燥感と葛藤から自分を取り戻す方法 マニラでは、現地に馴染むほうが偉いといった風潮に疲弊する マニラに来た頃の自分に伝えたい、コミュ障すぎる駐在妻が楽に生きるための心得

ただ、これらの記事を書いて1年経った今思うのは、

もともと自己肯定感が低く、仕事をがんばることでバランスを取っていたのにマニラに引っ越してそれがなくなり、自分は何も取り柄がないように感じる

その暗黒な気持ちを、環境のせいにする

という思考に陥っていたのだなと感じます。

今では、上記の記事で書いたようなフィリピンへのもやもやの気持ちは消えてなくなり、ただその日を暮らしています。

そもそもすべては自分の内側の問題で、自分が好きな状態の自分であればその環境が好きだし、嫌いな自分になれば、その環境が好きじゃないと感じるものなのだと思います。

ただ、帯同したことで『これまでの自分と切り離された気がする』のは事実で、今でもいろいろな事に手を出して、これからの生き方を模索している最中です。

ブログで発信したいこと

このブログは、“2016年秋、配偶者のマニラ転勤が決まり、仕事中にも関わらず真っ青になってフィリピンの情報を探していた自分”に書くことをイメージをしています。

当時、小さな情報でも真剣に見ていた自分が読みたいようなブログを書きたいと思っています。

そのため記事には「本当に好き」という熱量があるものだけ書きたいです。お店やレストランの情報であれば、「本当に良いと思う場所の良さが行ったことがない方に伝わる」ように書きたいと思っています。

マカティでいちばん好きなカフェはこちらです↓
【コロナで閉店】マカティのゆっくり落ち着けるカフェ『Caffeined by Artesania』

そして、もし同じように『駐在の帯同で新しい国に引っ越し、葛藤を感じている』という方がいれば、『こんなに思い詰めて考えてた人がいるんだな~』と、心の参考になることがあればうれしいなと思います。

もちろん、今住んでいらっしゃる方の参考になる情報があれば、とてもうれしいです

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