こんにちは、はなお(@oiuioi2)です。
2017年3月より、夫の転勤によりフィリピン・マニラに引っ越し、ネコと犬と暮らしています。
この記事は、私が駐在帯同による焦燥感と葛藤から自分を取り戻し始めたきっかけをまとめたものです。
駐在帯同生活のもやもや
先日、この記事を書くにあたり、『駐在妻 もやもや(expat wife depression)』とウェブで検索してみました。
すると、同じように『もやもや』されている駐在帯同妻は、日本人だけでなく世界中にたくさんいることが分かりました。
ただ、『もやもやの解決方法』として記事に書かれていることは、『友達を作る』だったり、『ボランティアや趣味のコミュニティに参加する』といった積極的な内容で、内向的な私は「私には向いてないな..」と感じるものが多く、内向的思考をする人は少数であることを改めて感じました。
はなお
わくわく・新鮮・戸惑い・落胆
今はタイトルのように焦燥感や葛藤を経て自分を立て直している最中ですが、最初から焦燥感や落胆の気持ちだったかと言うと、そんなことはありませんでした。
マニラへ引っ越してきた当初は、旅行をしているような非現実感に高揚する気持ちが続き、全てが新鮮で楽しいと感じていました。
しかしその気持ちが落ち着き生活が日常に変わり始めると、カルチャーショックや戸惑いを感じることも増えていき、更に『仕事をやめて専業主婦になった』という生活の変化に、焦燥感を感じるまでに時間はかかりませんでした。
私は日本でポンコツITインフラエンジニアとして約8年続けた自分の仕事が好きで、やりがいを感じていました。
そしてその仕事を失ってから今まで、
はなお
自分なりに積み上げてきたものがリセットされ、たくさんの事を失ったような気がして、アイデンティティが崩壊しかけていました。
でも、その気持ちは当然のものだと思います。
夫の転勤で仕事をやめ、いろんな事を日本へ置いてきた帯同妻とは、一言でいうと、「積み上げてきた自己肯定感と承認欲求を満たしていたものが、突然なくなった」状態ではないでしょうか。
私はまさにそうでした。自分が作ってきた人生が、半強制的に変わってしまったような気持ちでした。
はなお
このようなもやもやがありながら、言いたいことを細かく伝えられない言葉の不自由さ、日本のようにはスムーズにいかない暮らし、、
帯同(駐在)妻を取り巻く環境は、世間一般で言われる『海外の高級マンションに住んで、アフタヌーンティーをする優雅な生活』なんて誰かの生活のほんの一面でしかなく、同じ立場にならなければ理解しづらい『もやもや』や『焦燥感』と同居する生活だと感じています。
はなお
内向的なフィリピン駐在妻のもやもや・ストレスの原因とは
駐在妻のもやもや①:『現地の言葉がうまく話せない、生活するだけで疲れる』
まず最初に感じたのはこれでした。
特に引っ越してきた当初は、お肉を一つ買う、ジュースを一つ買うなどといった小さな事でも、言語(フィリピンの場合、英語)に自信がなく疲れてしまったり、無駄に気を使ったりと消耗しました。
また、買い物・移動一つにおいても、ちょっとしたことが「ちょっとしたことじゃない」ことが頻繁にあります。
はなお
このような消耗する生活の中で、この国の多くの人にとっては当たり前の「英語を話す」という事が苦手なことに、自己肯定感は下がる一方。英語を話せないことにさらに自信を失っていきました。
はなお
しかし、駐在帯同という半分受け身で「外国の言葉で暮らす」場所に身を置いたとき、全てを肯定的に前向きに捉え続けることは難しかったです。
駐在妻のもやもや②:キャリアを失ったことへの喪失感
専業主婦って、大変な仕事だと思います。当たり前のように、家を整えご飯を用意し、家の事を一番に考えて行動スケジュールを立てる。大変な仕事です。
しかし私はごはんを作ることに一ミリも楽しみを感じないし、家事能力も低く、決して専業主婦を専業として上手にできるタイプではありません。
また、その大変さは報酬を得る仕事とは別のものであり、仕事で得ていた達成感を感じる機会を失うということは、心に大きな喪失感を与えました。「自分ができることを生かせなくてもったいない」と感じました。
はなお
駐在妻のもやもや③:治安が心配。好きなように外出できない
私の住んでいるエリアは、各国の駐在員が多く住み、比較的治安が良いとされているエリアです。
それでも、徒歩圏内でひったくりやナイフを突きつけられた話があったりと、日本のようにどこでも不安なく歩けるわけではありません。
移動手段となるタクシーやジープニー。危険なこともあるため、慣れない外国人の利用はあまり推奨されません。
そのため、専属ドライバーさんのいない我が家では、配車サービス『Grab』を使用していますが、電車と比べると安くはないので、『どこにでも行ける』といった自由さには欠けます。
歩いて移動する場合も、スリへの対策としてリュックを前に持ったりと身を守ることに意識を置く必要があります。
このように、治安面について常に気を張って過ごす中、ふと思いました。
oiuioi
安全に不安があるという状況は、やはり大変疲れます。
※この記事に不安を感じられたフィリピン駐在予定の方がいらっしゃるとよくないので、、これまでに一度も強盗やスリにあったことはありませんし、銃声を聞いたこともないです。
持ち物などに気をつける必要はありますが、普通の暮らしで恐い目にあう可能性は低いと感じます。
駐在妻のもやもや④:『キラキラ駐在妻』
このように悶々と自己肯定感が下がる生活の中、SNS上では、『駐在妻はキラキラ☆メイドさんとドライバーと高級マンションに住み、日本に帰りたくない』などと揶揄される対象であることを知り、驚愕しました。
『ただの普通の人』だった私が、『駐在妻』というラベルを付けられた結果、キラキラふわふわ扱いをされるのです。
もちろん、『私は私だし』と気にしなければいいのです。
また『専業主婦で他の国に暮らす』ということは慣れるまで大変であっても、決して不幸ではないことは理解しています。
しかし、私を含め駐在帯同妻は、「人生の色々な過程を経て今に至っている」わけです。現在の状態だけを切り取り、『キラキラ駐在妻☆』扱いをされることは、愉快な気持ちになることではありませんでした。
はなお
駐在妻のもやもや⑤:友達を作ったらいいよ・子供を作ったらいいよ
『友達作り』については好意で周りによく言われましたし、焦燥感の解決方法としてもよく書かれています。
ただ私は20才の頃から、『友達』って「つくる」とか「友達になってください」というものではなくて、『自然になる』ものだと思っており、狭く深い付き合いが好きです。
もともとこのような考え方なのに、駐在妻になったから「よし、友達を積極的に作ろう。」とは全く思いませんでした。
また子供については、子供を持つことを望むことがこれまでに一度もありませんでした。自然ではないかもしれないのですが、私たちは自然とそのように思っています。
駐在妻がアイデンティティ崩壊から自分を取り戻す方法とは
一旦、中断されたかのような自分の人生。
それでもこのような状況に、ずっともやもやし続けることは得策ではありません。
では、どのように自分のペースを取り戻せばいいでしょうか。海外生活が2年経過した今、現在の答えを探してみました。
駐在妻がアイデンティティを取り戻す小さな一歩
①慣れるまでは、帯同中に絶対何かを達成しよう、と思わなくていい
真面目な人ほど、慣れない生活をしながらも、「この時間が意味があったって思えるように、この時間に新しい事を習得しなきゃ」と考えるのではないでしょうか。
私の場合は、英語が公用語の一つであるフィリピンに来たからには、英語を習得したい、という気持ちから1年目は数ヶ月英語学校に通ったり、家でも勉強していました。
生活に必要だという事ももちろんありますが、
はなお
でもこれでは、全く生活を楽しめず疲れるだけの日々が続き、当然ながら気持ちも元気がありませんでした。
『人生が予期せず変わった、だから何かを習得したい』、それは前向きな思いです。
でも、『海外で不自由ながらも生活する』という事自体、すごくがんばっているんです。
『やりたい』からではなく『義務的』に自分を追い詰めて、何かを習得する努力をする必要はないと思います。
『慣れない場所で、毎日生活すること』自体、私たちはすでにとてもがんばっています。
駐在妻がアイデンティティを取り戻す小さな一歩
②旅行で別の世界を見る(日本以外)
これは、旅行でリフレッシュする、ということももちろんあるのですが、旅行をする事で、いま住んでいる国を別の角度から見られるようになります。
一般的な無職の子なし駐在妻から見えるその国は、街中で接する人、街中で感じる出来事というとても狭い部分です。その中でフィリピン生活の、
- 日本的に礼儀正しく弱々しくしていると、なめられると感じることが多い
- 危険を常に意識しなければならない。雑貨を愛でる場所がほとんどない
しかし先日台湾へ行ったところ、
- 老若男女人に気を遣う、すぐに「ありがとう」と言ってくれる。
- 雑貨がいっぱいある。何十キロも歩いていける
- ローカルごはんがなんでも安くておいしい!日本食がなくても生きていけそう。
また、日本と似た景色の台湾からマニラに戻り空港を出たときに、
はなお
※フィリピンって、他のアジア諸国とはまた違って、アメリカや南米のような雰囲気があると思います。
これらの経験で、
はなお
『大変』を認めるだけでストレスが軽くなるなんて、旅行に行くまで気づきませんでした。
この帰国時に見えた夕日がとてもきれいで、『いつかきっと、マニラでの日々をなつかしく思うときがくる』と思い、涙がぽろぽろと出て、叙情的なきもちになったのでした。
※当然ですが、狭い世界で暮らす専業主婦が、『マニラのモールでの接客や、マラテの英語学校で感じたこと』という個人的な経験です。
こういったことを書くとフィリピンファンの人から、『おまえの態度が偉そうなのではないか』などとよく言われました。
しかし私は前職でも「もっとふてぶてしくなった方が生きやすいと思う」と言われるほど、自信を持ったふるまいをすることが苦手です。
アメリカ的な空気を感じるフィリピンでは、弱々しさや過度な礼儀正しさはプラスにならず、『自信のあるふるまい』がある程度大事だと思います。
参考 国際社会でなめられない日本人の話し方natonori blog
興味があることや気になっていたことに、かたっぱしから取り組む
上記で、『がんばらなくていい』と書いたのですが、帯同妻が自分を取り戻すためには、日本にいる時より『自分で一歩踏み出す』必要があるのは事実だと思います。
実は「やる気があれば人は行動を起こす」というのは逆で、人は行動をすることによってやる気が起きると科学的に証明されている。やりたいことがあるなら「やることを分解する」「やる時間を決める」この2つをやれば、確実にやりたいことができる。それをやる気が起きない?いいからやるんだよ!
— さけびん (@WSakebi) 2018年8月3日
例えば私の場合、前職に就いたきっかけは、「事務の仕事中にアプリ(Lotus notes)のプログラミングを教えてもらって楽しかったから」でした。その後はPCやサーバーの運用管理をしていたので、プログラミングからはだいぶ離れていました。
そこで去年から少しずつWeb制作などの勉強を始め、4月よりブログも始めました。
このように昔やり残したことを再開することは、今後の人生につながるきっかけになるかもしれません。
自分の言葉をアウトプットして整理する
これもかなり効果的だと感じています。
内向的なタイプの人は、感受性が強く、心に色々な気持ちが『強く』あると思います。
私は文章を書くのがとても苦手なので、自分がブログを始めるとはまったく思っていませんでした。
しかしWebの勉強からの流れでブログを始め、閲覧者は全くいないような今の状況でも、
『自分の気持ちや経験をアウトプットする』
ということで、予想もしなかったほど自分を整理できているように感じています。
ブログではなく日記でもいいのですが、ブログの作成でいろいろなツールの使い方を覚えたり勉強することは、仕事に似た『学ぶことの楽しさ』を感じることができます。
筋トレをはじめる
私はこれまで運動習慣がなく、筋トレは自分から遠い存在だと思ってたのですが、筋トレとウォーキング・ランニングをすることで心のもやもやがすっきりして、元気になるのが分かりました。
人生に筋トレを取り入れることは、無気力から脱出し気持ちが前向きになる良いきっかけになるでしょう。
ちなみに筋トレの本は、とがわ愛さんの『はじめてのやせ筋トレ』という本がとても分かりやすくおすすめです。
大浴場・サウナへ行く
特に悪いところもないのに、身体がだるくて活力がわかないという人は、自律神経が乱れている可能性がある。高温のサウナ室のあとに水風呂に入り、自律神経を刺激して働きを活発にすると、心身のバランスが調整されて活力がわく。(Get navi webより引用)
サウナの効果は絶大です。自律神経が整うことで、気持ちもすっきりして肩こりも解消します!
【サウナの効果・入り方は?】サウナの魅力を2分でまるわかり!【サウナ初心者】暑い東南アジアの多くがそうであるように、私の住んでいる部屋にはバスタブがありません。
フィリピンは常夏の国ですが、サウナに入るようになってから、『体がすごく冷えていた』ことに気づきました。
以前は、サウナといえば「暑い」イメージしかなかったのですが、『サウナ5分→水風呂→5分リラックス』を3回繰り返すことで「ととのう」効果を知って以来、サウナの事を考えると喉が乾くくらいハマってしまいました。
マニラでは、マカティにある韓国系の「ニューラセマ」へしょっちゅう行っています。
ちなみに、私がサウナにはまったのは、タナカ カツキさんの『マンガ サ道~マンガで読むサウナ道~(1) (モーニング KC) 』を読んでからでした。これを読むと今すぐサウナに行きたくなります。
まとめ
フィリピンで暮らす内向的な帯同(駐在)妻の視点で、思ったことをまとめてみました。
帯同(駐在)妻のもやもやは、一番身近な配偶者にもなかなか分かりづらいものだと思います。
海外での生活。私たちは、自分で思っている以上にがんばっています。
そんな自分を労わりながら、力強く、新しい生き方を見つけていきたいですね。
長い記事となってしまいましたが、この記事を読んでいただき、ありがとうございました。
(※2021年12月追記)4年と8ヶ月が経過した今
この記事を、心をぶつけるように一気に書いてから2年半が経過しました。
現在の私はというと、変わらず無職で、ネコとわんこと暮らしています。日常的に日本人の方と会うことはありません。
一方でこの頃感じていたような『焦燥感』を感じることはほとんどなくなりました。
この数年でフィリピンの状況もどんどん変わりました。
鶏肉は骨つきじゃないものもたくさん売っているし、雑貨屋さんも増えてきました。
最近の駐在妻の方は、働いている方も増えていますし、「オンラインでリモートで働く」という働き方も、この数年でさらに一般的になりました。
駐在帯同はもうすぐ5年目となります。環境には充分に慣れたので、自分ができることを寄せ集め、できる事を仕事にしていきたいと考えています。
[…] […]
こんにちは!応援してます!
わっ ありがとうございます◎
マニラ駐在妻として、一年です。まさに同じ気持ちで、力を頂けました。ストレスが多くて・・なかなか大変です。
文章がとても上手く!素晴らしいです。
わー クコさん、ありがとうございます! 同じ気持ちと言っていただけて、私も力を頂けます!
文章についてはブログを書きながらも「なめらかに書けない」、、といつも思っているので、そのように言っていただけて、びっくりうれしいです。ありがとうございます!
旦那さんの仕事の都合で ベトナムへ来て、現地採用で働いてる者です。
私も慣れない海外生活や仕事ではあるものの大変だと思ってはいけないと自分を追い詰めていたり、何かを達成しなくてはできなくてはいけないと焦っていたことに気がつきました。
慣れない場所で生活すること自体がんばっている、という一言に「自分もできないなりに色々頑張ってるじゃん!!」と思い直してホッとしました。
不自由さ、スムーズにいかない暮らしで疲れる、
英語を聞くだけで疲れる、自分を表現できないもどかしさ、
慣れない仕事に行って帰ってくるだけで疲れる
会社の英語ぺらぺらの日本人やベトナム人と比べてしまい自己肯定感が下がる
焦る気持ちもわかるけど、一つ一つ自分のペースで達成していけばいいですし、この生活自体も葛藤した自分、乗り越えて行った自分も大事な思い出になって懐かしく思える日が来ると信じられそうです^^ありがとうございました!
ハチ公さん、コメントありがとうございます!
そして今コメントを拝見し、SNSをみてハッとしました、ありがとうございます’v`
旦那さんの仕事の都合で来られて、そして現地採用ですでに働かれているってすごいです!
でも『旦那さんの都合で引っ越し』の大きな変化の中で現地採用での仕事も始められた、というのは無意識に感じられる心の負担は大きいだろうなと想像します。
私からすると、すでに本当にとても頑張られていると感じます、すごい!
そしてきっとこの先もっと慣れてこられる頃には、一般的な帯同妻以上にぐぐっと身につけられるものも大きいと想像します。
『自分を表現できない』のもどかしさ とても分かります。そして本当にちょっとしたことをするだけで疲れるんですよね。
私はまだ何も進んでいませんが、この記事を書いた数ヶ月前とはなんとなく気持ちが変わって楽になってきました。
すでにわたしより何倍速も動かれてるハチ公さんはきっと私以上に早く気持ちが変わったり楽になったりされるんじゃないかなと想像します◎
おたがい、振り返っていろいろな意味で良い時間だったなと思えるといいなあ○○
コメントでお気持ちのシェアをいただき、ほんとうにありがとうございます’v`○
仕事を辞めて今年1月からマカティに住んでる駐妻です。残念な英語力です。
来て早々にレジ員から差別され衝撃を受けました。
最初は凹んでばかりいましたが先住していた夫からの助言で(なめんなよ!)の気持ちでレジ員と対峙しております。性格が悪くなりそうです。笑
hanaoさんの記事は今の自分に励みになります。出掛けるのが億劫でしたが、今度グロリエッタのフードコートを徘徊してみようかと思います。
こまさん、はじめまして。コメントを頂き、ありがとうございます!
本当に本当に本当に分かります、、! 差別、、こまさんがおっしゃっていることと同じかは分かりませんが、
東アジア人としてなんだか軽視されている(直接的にいうとばかにされている、なめられている)と感じることは
本当に多くてびっくりするし、残念だし、もうほんといや って思っていました。
そしてこまさんと同じように、「こっちだってぶすっと対応しよう」と思って対応しようとするんですが、やっぱり
癖で日本の時のようにしてしまったり、意識的に「ふん」とすることに疲れたり(なんでこんなことを意識しなきゃいけないんだろ、、って)。
性格悪くなりそう、のニュアンスもとても分かります。そしてこういう日本ならほぼ「意識することなく流れる」部分を意識して「ふん」って対応し、
感じ悪く対応するよう努めて性格悪くなりそうって感じるのもストレスですよね。
こまさんは来られて9ヵ月くらいでいらっしゃいますね。私はほんと遅くて2年半たってようやく慣れてきて、このレジ問題も前ほどは
感じなくなってきたんです。 英語力があがった、とか何もないので確実にただの慣れで。。ランドマークがとくに最悪!って思ってたんですが、最近
優しいひと増えたかな?くらいに、、慣れってすごいです。
出かけても、小さいことの積み重ねで消耗したりするし、荷物にも注意しなきゃいけないし、楽しい出かけ先も少ないので笑、出かけるの億劫になりますよね。
グロリエッタ のフードコートは、店員さんにストレスを感じることがないので、よいかもしれません^^
こういうレジ問題も、ずっと「わたしだけかな、、」とおもっていたので、同じように感じておられる方がいらっしゃることに安心します ;;
お互い無理せず、自分のスタイルをつらぬき(きっとそれがストレスを減らしそう)がんばりすぎず暮らしましょう^^
コメント本当にありがとうございます!
ありがとうございます!!
前向きなキラキラブログが多くて自己嫌悪になりつつあったので、hanaoさんのブログは私にドンピシャでした。
>2年半経ってようやく慣れきて、、、
この一文に、慌てなくていいんだと心が軽くなりました。本当にありがとうございます。
私がランドマークの地下スーパーレジ員からバカにされてたところ、もしかして見てらっしゃいました??笑
こいつ英語話せないんだってわかったあとの店員の豹変たるや、、悲
>出かけても小さい積み重ねで消耗するし、、、
ほんとそうですよね。せっかく出かけても疲弊して帰ってくることが結構あります。
頑張りすぎずのんびりと暮らして行けたらいいのですが。
ツイッターフォローさせていただきました。これからもブログ楽しみにしてます☆
笑笑笑 やっぱりランドマークですか!考えてみたんですけど、SM・Rustansはレジの店員さん自らが袋に入れてくれることがほとんどに対し、ランドマークは2人かそれ以上なことが多いので、強気っていうのが大きいのかもしれません。。!
なめんなよ精神も疲れたりするので、無の境地やりすごしたほうが楽かもしれません^^というわたしも、無の境地ですごしたくても、くそーって思ったりするんですが–;
でもでも 無愛想 なんてなんとも思わないんですけど、なめてこられるっていうのがほんと、、どこにホスピタリティが高くあたたかいフィリピン人がいるんだろう、、って思っちゃいます。
わたしもキラキラばかりみると、自分だめだな、、みたいに思ってしまいます。なんでだろう?それが正しい、ではないのに。。
こまさんもわたしも、生活するだけでがんばってるので、わたしがんばっててすごいわ、、精神ですごしたいですね。
Twitter、ありがとございます!!わたしもフォローさせて頂きました。今後ともよろしくお願いいたします ^^
アジア圏違う国ですが、駐在妻として帯同し全く同じ気持ちで共感しました。
生産性もなく、夫のお金を消費してるだけの金食い虫なんじゃないかと自己嫌悪で悩んだ時期もありました。
何か問題があれば、私がやっておくね、と日本だと気軽に出来ることも英語の問題で自分で対処出来なく、結局夫に頼らなければいけなかったり。
住み始めの頃は、友達を作らなきゃと積極的に日本人コミュニティのサークルなど参加したり、インスタを更新していましたが、だんだんと疲れてしまい今はそれもしていません。
インスタのキラキラした他の駐在妻をみて、こんな楽しそうな華やかな生活送ってる人もいるんだなぁと別世界のように感じたり。笑
この記事を読んで少し元気を貰いました!
焦らず頑張り過ぎず、少しずつ始めてみればいいですね!
アルさんがおっしゃっていることの一言一句が同意です。。!
そうなんですよね、本当にちょっとしたことでも英語のコミュニケーションに自信がなく頼らざるをえなかったりして、そんな自分もいやだったり。
そしてインスタでキラキラをあげている駐在妻を見ると、!こんな世界が同じ国に…って思ってしまいます。
記事上では、「抜け出してきた」ようなことを書いていて実際そうだったのですが、一進一退というかまたもやもやモードになったりもするのですが、、
そうですよね、やっぱり自分は自分のスタイルでしかできないと思うので、私も、自分のペースで少しずつができればなと思います。・!
コメントを残してくださり、本当にありがとうございます。あまりに同じ気持ちでびっくり&うれしかったです◎ありがとうございます^^
こんにちは、私もこの夏からマニラで無職子無しな上に一人好きです。
なんならずっと引きこもっていたいのに、ドライバーさんがスタンドバイしてると思うとなんだか出かけなきゃいけない気分になったり
…
英語には問題ない分ましかもしれませんが、工事やペストコントロールの人など思ったより英語が通じないのもストレスになります。
これから慣れていくしかないですね
転勤族さん、こんにちは!
私はドライバーさんいないのですが、以前同じように思われる方のブログを読んで、それってプレッシャーだなあ、と思っていました。。!
工事やペストコントロールは生活から外せないので、こういった微妙な感じのコミュニケーションが外せないのもストレスですよね。
時間が経つと慣れるのと、折り合いをつける?ような感じにはなります 汗
まだいらっしゃって数ヶ月でしょうか。転勤族さんのマニラ生活に、色々な楽しいことや気に入られることが増えていきますように!
コメントの残していただき、本当にありがとうございます◎
初めまして。
ブログ読ませていただきました!
文章にするのが苦手と書いてありましたが、全くそんなことないですよ!とてもわかりやすく、読みながら共感して泣いていました(;_;)
私は南米に帯同して生活しています。
まだ一年経っていないですが、なかなか慣れません。
はなおさんのおっしゃる通り、なにかしなきゃ!現地語勉強しなきゃ!と日本にいるときは意気込んでいましたが、自分がしたくてしていることではない違和感、そして虚無感に耐えられずやめました(;_;)笑
話せるようになった?
毎日なにして過ごしてるの?
という日本にいる友人からの連絡にも明るく返せない小さい自分を責めたりします。
私は技術職をしていたのですが、積み上げてきた仕事から離れ、改めて仕事が好きだったことを思い知らされました。
日本にいる義理家族や友人は妊娠して帰ってくると思っていますし、私もそうなればいいなと思っていましたが仕事から離れたことや、自分の人生を自分で選択できていないような感覚が否めなくてもう一度自分で稼いで好きなことがしたいという思いが強くなるばかりです。
自分の覚悟が足りなかった、どうして周りの奥様たちのように社交的になれずにふさぎこんでしまうのか、なにもできない自分に情けなく思い泣くときもあります。
積極的になにかをしてみる!とかのネットやブログの記事に、私とは世界がちがうとまた否定的になる自分も嫌でした。
内向的が悪いなんて思わない!と奮い立たせてみてもまた疲れたり、ループにはまることがありますがそんなことありませんでしたか?笑
帰国後に明るい話ができないのも申し訳ないというか、、家族に心配かけないようにしないとなぁとまた人の事ばかり考えてしまいます。
とにかくはなおさんのブログを読んでて救われました。
遠く離れている場所で同じように悩んで乗り越えようとしている人がいるんだなぁと思うと少し前に進める気がします(^-^)
共感できる、してもらえることってこんなにも救われるんだと。
一番近くにいる主人よりも何倍も。笑
健康に気を付けてお互い過ごしましょう!
ありがとうございました(^-^)
おじゃましました(^-^)
はまさん、初めまして。ブログを読んでくださり、そしてコメントを残してくださり、ありがとうございます!
本当にあまりに気持ちが一緒で、いただいたコメントを見ながら「そうそうそう」って心で言っていました..!
自分がしたくてしている事ではない違和感、虚無感、自分の人生を自分で選択できていないような感覚、、やっぱり焦燥感の一番の原因って、これなのだと最近改めて思っていました。
たくさんの人と知り合いたい!っていう指向であれば、「また出会いを拡げるチャンス!」みたいに捉えられる機会なのかもしれません。
もちろん素敵な出会いがあればいいのですが、そのために積極的に動く!っていうことは、別に『したい事』ではないので、それをしようとする事自体にストレスを感じるんですよね -_-
分かります、なんか良い波に乗れてきたかも??って頑張って、でもやっぱり違う、もやもやもやもやのループで、これを書いた時は抜けてきたように感じたのですがまた同じように戻ったり、、、
でもループのように見えて、回るたびに以前とは違うなにか(心の厚み?)みたいのを身につけているかもしれないですしね。
昨日Twitterで、またこのようなもやもやを書いていたら、そんなことは突き抜けて自身の「好き」を追求されている方に『思考している人は美しいです』という言葉をいただきました。
こうやって考えて言葉が体を巡ることは、良いことではないような気持ちだったので、『そうか、考えを捏ねくり回すことは、悪いことではないのだな』と思うことができました。
本当ですね、共感できること、してもらうことって、同じ気持ちの方がいるんだって思う事がこんなにうれしくて支えになるんだなって、私はこの立場になるまで強く実感することはありませんでした。
フィリピンはいいなあとはなかなか言われませんでしたが、南米だと「すごーい、おもしろそうだね!」とか友人や周りと自分の気持ちのギャップもありそうです。
『海外駐在』って言葉で表面でジャッジされることが増えたことで、『表層だけで人を判断する』という事は全く実態を捉えていないことだな、っていうことも分かるようになりました。
言葉は尽きないのですが、、(^^)
今朝一ではまさんのコメントを拝見し、心強くあたたかくなりました!
はい、お互い健康と安全に気をつけて毎日をすごしましょう◎
本当にありがとうございました!!
はなお
お久しぶりです!
先日はコメントに返信していただけてとても嬉しかったです!
はなさんの言葉にまた涙しました。(;-;)
色んな感情を経験してきたからこそ、そうやって優しく諭してくれる言葉が出るんだろうなぁと心が温まります。
辛いこともあるけれど、思考して厚みがでることすごくわかります!初めのうちに悩み苦しんでたことへの考え方の成長?というか。諦めとは思いたくないですが、一種開き直ってみることもたまに必要だったりするんだなぁと。経験が自分を強くしていくことはきっとありますよね。
このブログではなさんとお話しできたことをとても嬉しく思います(^-^)
そして心配なのが、先程マニラ近郊の噴火のニュースを知りました。
はなさんが在住している地域も避難されているのでしょうか。
心配になって、またお礼もかねて長々とメッセージしてしまいました‥
安全な場所でおられますように。
それではまた(^^)
はまさん!!ありがとうございます(;o;)
こんな風に、マニラのニュースをみて思い出していただけるとか、本当にうれしいです!!
ブログやSNSをやっていると色々と知るところがあり、ブログ界つかれるな。。とか思う事もあるのですが、南米にお住まいのはまさんとこのように繋がることができたのはブログをしているからだなと思うと、やっていてよかったなと思えます(;;)
数日前、噴火から数時間で火山灰が降ってきたときにはびっくりしましたが、マニラ自体は落ち着きを取り戻してきています。明るみになっていないことや被害の大きさ、これからのこととかわからないことはたくさんありますが、私は大丈夫です!ありがとうございます(;o;)
わかります!!あきらめというか開き直るというか受け入れる?受け流せる?ようになると、前は「ものすごくハードだ」と見えていたことが、自分にはそう見えていただけだったように感じたり。。
感じ方次第で「見え方」も変わってきたりしますよね。前と同じようで同じじゃない気がします。
ご連絡していただき、本当にうれしかったです!!
それではまたです(;v;)
はなおさんをはなさんと書いていました。すみません(;_;)
まったくもんだいありません(>v<)ご丁寧に、ありがとうございます!!
こんにちは。はじめまして、私はミケコとと申します。ブログを読ませていただきました。いま、シンガポールに帯同できています。このコロナのせいで、会社の仕事を休職してからすぐにはシンガポールにはこれませんでした。いま、やっとこれたのですが、毎日毎日悶々としています。渡航する前から悶々としていたのですが、今も悶々としています、私が帰国するときには、今以上にIT化が進んで、今でもおばさんの私が、今以上におばさんになり、何もできなくなり、年齢的にも就業ができないのではとおびえてます。書きたいことはたくさんあるのですが、本日はここまでにいたします。共感すること沢山あります。
ミケコさん、ブログに目を通していただきありがとうございます^^ブログを開くこころの余裕がなく、いただいたメッセージの確認が遅くなり、申し訳ありませんでした..!
今の時期に赴任・帯同されるのは、通常以上にお気持ちが大変だと思います..とても分かります…気持ちがあせりますし、帰国したら何もできない自分になるような気がしますし、その心地よくない自分を感じる事で「今いる場所」も心地よくない気がしていました、私の場合はですが…
今、このときに感じていたような強い焦燥感はなくなったのですが、だからといって何かが解決したり道が見えたわけではないんですよね。専業主婦を楽しむ方もすてきだと思うのですが、どうしても私は働いていたいと思ってしまいます。それでも『今の状況に慣れる』ことで変わっていく気持ちは確かにあります。
私は1年半以上落ち込んですごしたかなり深刻なほうだったかと思いますが、ミケコさんのお気持ちも、きっと時間が経つごとに変わられていくと想像します。
今は、『本意じゃないのに引っ越してここで暮らしてる自分すごい。今日を終えた自分すごい』というお気持ちだけで過ごされることで十分だと思いますし、実際本意ではないのに新しい環境で暮らすことって本当に背負ってすごいことだったと今も思っています^^
はなおさん、こんにちは。また書かせていただきます。私は、おそらくはなおさんより、かなり年上だと思います。帰国時は確実に50歳は越えてます。私は今までのほほんとくらしてきたせいか、まったく無いわけではないのですが、貯蓄があまりできていませんでした。幼馴染に、私の年で女性でも長く働いてきたのだから4000万はないと、と言われて、かなりショックでした。私は3000万もありません。。。。。。
こちらにきて、主人と私の会社の関係で働けもしませんし、いま、ボランティアもコロナのせいで自粛中です。キャリアもつめません。本帰国後は、いま所属の会社で、どんな部署に回されるか、今から青ざめてます。何もしないよりも何かしたほうがいいのはわかってます。英語が全くできないので、勉強をしてましたが、見事なまでに覚えてません。人に話しかけるのはまったく苦にはならないのですが、通じません。。。。。英語以外の資格を取ろうと参考書等を開いても頭に入らず、一日が終わってます。。。主人は大変な思いをして働いているのに、私がこのようなかんじでは、大変申し訳ないと悲しくなります。
家事が得意でもなく、日本にいたからこそ、料理が何とかできてました。でも、こちらでの食材や、調味料等、勝手が違うのも重なって、あまりうまくできません。
物価も高く、それもストレスです。主人は優しい人だと思います。寝込むことが最近、私は多いので、何とかしなくてはと思います。専業主婦で、家事が得意でないのはやはり存在意義がないですよね。。。。。
最近あまり良く眠れなくて、体重が落ちてきました。
渡航する前に、会社の部署異動もあり、それも悲しいことでした。大好きな部署でした。私は帰国後営業に回されたら、若い時のようには、もうできないので、資格勉強を、英語を上達する以外、駐在生活を有意義にすごせる手段がないと思ってます。
以前のように、気力も、興味も、関心もなくなっている自分がいます。
鬱かもしれません。はなおさん、暗い内容でごめんなさい。はなおさんも、たいへんなのに、申し訳ないです。はなおさんも、お元気で過ごしてください。