こんにちは、はなお(@oiuioi2)です。
この記事では、フィリピンを代表する自然派ブランド『human♡Nature』をご紹介しています。
スーパーやモールなど色々なところで見かける自然派ブランド『human♡Nature』。
手頃な値段で使いごこちもよく、『human♡Nature』がないと暮らせないくらいに気に入っています。
この『human♡Nature』。
パッケージに書かれた内容からも『ナチュラル』感が伝わってくるのですが、
はなお
と、なんとなく思っていました。
なぜなら、日本にも『Natural』と名のつくケミカル製品は少なくないですし、何より『使い心地が良い』からでした。
ブッダ
しかし今回色々と調べたところ、『がちナチュラルで且つ、強い信念のもとに“豊富な資源を持つフィリピンを底上げしたい・発展させたいという意思を持ったブランド』である事がわかりました。
フィリピンの自然派ブランド『human nature』の理念
『human♡nature』は、2008年にフィリピン 人とイギリス人のウィルク夫妻によって立ち上げられたブランドです。
2008年といえば、日本でも『オーガニック』『自然派』がどんどんマーケットを圧巻していった時期でもあります。
そのため、一見すると『アメリカを始めとした世界市場の流れを踏まえ、フィリピンでの自然派流行を先取りしたブランド』のように映ります。
しかしブランドの理念とブランドの母体であるGawad Kalinga社の創業理由を読むと、それが間違いであるとすぐに分かりました。
『human♡nature』ブランドを運営するGawad Kalingaという社会的企業は、ウィルク夫人の父親のトニー・メロト氏によって創設されました。
企業のミッションとして、『2024年までに500万世帯の貧困を終わらせる』という事を掲げています。
『human♡nature』ブランドの理念を読むと、Gawad Kalinga社の使命を到達するための手法として、このブランドの立ち上げは最適な方法だったと理解できます。
大変熱い想いのこもった3つの理念を、短めにまとめました。
PRO-POOR(農家の貧困をフェアトレードと根本的な技術教育で支援する)
フィリピンの農業として多くを占める米作り。しかし一般的な農業の収入は、1日あたり158ペソ(330円)です(※2008年創業時の数値)。
そこで『human♡Nature』は、米農家に対し、米作りよりも高い収入が望める『エッセンシャルオイル』の元となる植物の栽培方法を指導し、技術支援を行っています。
そして収穫された原料を公平な価格で買い取る(フェアトレード)ことで、農家の継続的な発展と生活の質の向上を実現しています。
PRO-PHILIPPINES(フィリピンの発展に貢献する)
『human♡Nature』は、出来うる限りフィリピン産の原料を使用することで、国の発展に貢献します。
たとえばフィリピンで広く生産・栽培されるレモングラスやシトロネラなどに加え、他の植物の活用についても常に模索しています。
ブッダ
PRO-ENVIRONMENT(環境に優しく安全な製品を提供する)
『human♡nature』では、すべての判断が環境に与える影響と責任を真摯に受け止めています。
自社の研究所ではすべての原材料を徹底的に研究し、天然由来である事、環境に有害な手順で処理されていないこと、製品を洗い流したあとも環境に有害な影響を与えないことを確認しています。
human Natureのおすすめ商品
『human♡nature』では、ヘアケア・スキンケア・洗濯や掃除用品・ベビーケア・ペットケアそしてアルコールなど生活全般の製品が販売されています。
はなお
それからもうすでに3年半も経ち、『human♡nature』の商品は今も色々と使っています。
この中から特に気に入っているものをピックアップしてご紹介します。
Dishwashing Liquid(食器用洗剤)
ココナッツ由来の成分を主に使用した食器用洗剤です。
香りはカラマンシーとグレープフルーツオレンジの2種類で、どちらも香りの主張は弱めです。
日本にいる頃から、一般的な食器用洗剤だと指に湿疹ができるので、刺激少なめの『フロッシュ』を使っていました。
『human♡nature』の食器用洗剤は、それらに比べてもすっきりと汚れ落ちるように感じます。
サイズは、250ml(109ペソ)・500ml・1lの3種類で、1lタイプは今のところ『human♡nature』専門店のみでの販売となっています。
Powder Detergent (洗濯用洗剤)
液体・粉タイプの2種類がある洗濯用洗剤は、いずれも主な原料にココナッツを使用しています。
はなお
洗濯用洗剤についても、日本にいる頃から『アタック』などの一般的なものだと背中がかゆくなったりするので、自然派と言われるものを使っていました。
しかし、すっきり汚れが取れていないように感じたり、石鹸成分が洗濯機に残ったり。。
一方で、『human♡nature』のこの洗剤はすっきり汚れが落ち、洗濯機に洗剤成分が残ったりカビになったことも今のところありません。
ココナッツはきっと洗浄の原料にぴったりなんですね。
上記の食器用洗剤・洗濯用洗剤共に『ベビー用』も販売されています。
Natural Sanitizer(自然派消毒液)
コロナ禍において欠かせなくなったハンドサニタイザーですが、フィリピンにおいては元々一般的に広く使われています。
その中でも『human♡nature』のサニタイザーは第三者機関において99%の細菌を除去するとの認定を受けながらも、自然由来のシトラス等の香りが心地よく、つんとしません。
使い心地と実用性を兼ね備えたアイテムだと思います。
Feminine Wash(デリケートゾーン用洗浄剤:フェミニンウォッシュ)
日本ではフェミニンウォッシュの使用が一般的ではないとおもうのですが、
ハンドサニタイザー同様、フィリピンではスーパーでたくさんのフェミニンウォッシュが販売されています。
しかしレビューを見ると「乾燥する」といったものもあったり。
『human♡nature』のこのフェミニンウォッシュは、全く刺激がなく見た目もかわいい。
50mlは旅行やプール用に持ち運ぶのにもぴったりです。
Gentle Cleansing Oil 95ml(クレンジングオイル)
品質のレベルが高いひまわりオイルと、自然由来の香料のみを使用したクレンジングオイルです。
乳化剤などが入っていないので、洗い流してもべたべたしたりと、使い勝手がよいものではないかもしれません。
はなお
まだ使用したことがありませんが、専門店ではクレンジングバームも販売されていました。
すっきり落としたい!という時にはこちらも良さそうです。
フィリピンの自然はコスメ『Human Nature』原料は?
Human Natureでは、広くケミカルの使用を避け、国内産の豊富な資源で代替えしています。
この他に、着色料には鉱物酸化物、乳化剤として植物由来のステアリルアルコール、セチルアルコール、有機溶剤として植物性グリセリン・水、虫除けにはシトロネラオイルを使用しています。
Human Natureの商品はどこで買える?
スーパーマーケットやモールなど、至るところで販売されています。
自然派の専門店だけでなく、普通のスーパーマーケットで買えるところにこのブランドの強さを感じます。
Human Natureの専門店も何店かあり、この記事で使用した写真は今年の6月にMakatiの専門店で撮影したものです。
- 住 所 :Ground Floor Wilcon IT-Hub,, Chino Roces Ave, Makati
- 電話番号 :(02)88695523
- 営業時間 :月ー土 AM9:00-18:00(日曜定休)
- ホームページ :https://humanheartnature.com/buy/
まとめ
ナチュラルな原料で、誠実につくられている『Human Nature』。
かなりお気に入りすぎて、日本に帰っても使い続けたいブランドです。
まだ使われていない方、これからフィリピンに来られる方はぜひ手にとってみてください。
この記事を読んでいただき、ありがとうございました。