フィリピンのおすすめ音楽:パンクロック・ポストロック6選【メジャーからインディーズまで】

こんにちは。2017年3月からフィリピンマニラに住んでいる、はなお(oiuioi2)です。

皆さんはフィリピンの音楽を聴いたことがありますか?

聴いたことはないけど、、なんとなくラブソングが多そうかな?

日本に住む女性

日本で暮らしている時には、フィリピンの音楽に触れる機会はほとんどないですよね。

今回の記事では、フィリピンの音楽について少しご紹介したいと思います。

フィリピンの音楽ってどんなかんじ?

2017年に引っ越してきてすぐの印象は、「ビルボードっぽい」
英語への壁がほぼないからでしょうか、英語の曲ばかりが流れている印象でした。

何度エドシーランを聴いたか、、
そしてK-POPもとても人気で、K-POPが流れ始めると踊る子供達を見たり。

しかし2018年の12月頃フィリピンのホテルでテレビをつけると、音楽チャンネルで「ローカルの音楽限定の年間ヒットチャート50」を放送していました。

それを見た感想が、

『フィリピンの音楽レベルめちゃめちゃ高い。。
これが売れてるっていうリスナーの質の高さ・・』

もともと街中でも働きながら歌っている人たちを見るので、歌がうまいのはイメージ通りなのですが。

フィリピンのヒットチャートは、甘い雰囲気のラブソング系からHIP HOP・日本でいうとサカナクションやSEKAI NO OWARIのような色々なジャンルの音楽があり、近年ほとんどアイドルとK-POPしかランキングにない日本とは全然違ったのです。

おすすめしたいフィリピンの音楽

この流れでフィリピンのヒットチャートのことを書きたいのですが、私が好きなのはロックなので、実際によく聴いているバンドをインディーズ系からメジャー系まで集めてみました。

まだまだ知っている音楽はとても少ないと思うのですが、「フィリピンの音楽だけでとりあえず生きていけるな」というくらい良いバンドがたくさんいます。

ただ、もともと知識のうすっぺらい『音楽ずき』で、音を説明する表現力や深い考察がないので、表現が陳腐であることをご了承ください。

フィリピンのおすすめ音楽:『December Avenue』

エモ感が強い、5ピースロックバンド『December Avenue』。歌詞はフィリピノ語です。
2007年に大学の同級生4人で結成され、2016年にキーボードのメンバーが加わっています。

 

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こちらは昨年、Grabの中で流れるラジオやコンド内のワーカーの人のスマホなど色々なところで流れていたので、フィリピンに住んでいる方はご存知の方も多いかと思います。

Youtube再生回数も8,000万回を超えており、とても人気があるバンドだと思います。

メジャー受けして聴きやすいながらもエモーショナル感が強く、音楽好きにも受けそうなバンドの人気があるってすごいなあと思います。

Sa Ngalan Ng Pag-Ibig(2017)

サビのエモさに、心臓がぎゅーっと摑まれます。

おすすめは、この「Sa Ngalan Ng Pag-Ibig」と、元祖エモーショナル・ハードコアバンドThe Get up Kidsの『Holiday』を交互に聴くことです!叙情的すぎる気持ちになり、こころが摑まれて大変なことになります。。

とにかくこの大ヒット曲『Sa Ngalan Ng Pag-Ibig』のサビのギターリフは、心が高まりすぎて大変です。

このPV、、すべて片思いの妄想ってことなのか、昔を思い出しているのか、、気になる。。

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フィリピンのおすすめ音楽:『Irrevocable』

メトロマニラ出身の5ピースのエモバンドです。歌詞は英語。

 

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影響を受けたバンドとしてメロディック・ハードコアバンドのRufioやBlink182を挙げているように、これらの影響を感じながらエモ・マスロック感・ポップさ・オールドスクールハードコア感など色々なジャンルを感じさせる女性ボーカルのパンクバンドです。

 

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「I wish I Did More for you」(2018)

ボーカルのLenianのお母さん、おじいちゃんへの曲。聴いていると心がぎゅーーっと摑まれます。

Carrots(2018)


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ケソンのMOW’Sでよくライブをしています。わたしはマンダルヨンのBlock123で見ました!



フィリピンのおすすめ音楽:『Kamikazee』

2000年にケソンシティのフィリピン大学の同級生で結成された、5ピースメロディックパンクバンド のKamikazee。
歌詞はフィリピノ語です。
2015年に一旦活動を休止し、2017年に復活しています。

 

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本当に王道のメロディックパンクバンドなんですが、フィリピンではとても有名で人気があり(Twitterで教えて頂くまで、そんなに人気があるとは知りませんでした)、MOAで行われた音楽フェスでもヘッドライナーとして掲載されていました。
Youtubeの再生回数もすごいです。

あとから分かったのですが、引っ越してすぐにセブンで流れているのを聴いて『わーこれ好きかも。なんてバンドだろう』って思ったのがKamikazeeでした

日本がメロディックパンクバンドブームだった2000年代から活動して今も人気があるなんて、なかなかすごいなーと思います。。
最近の曲は、きれいすぎるくらいきれいにプロデュースされてレコーディングされているのを感じます。

AGIMAT(2017)


なので私はちょっと古いアルバムの方が好きで、2006年にリリースされたMahalotというアルバムが好きです。

Chiksilog(2006)

『Chiksilog』はMahalotに収録されています。
たぶん日本でメロコアブームにいた方からすると、なつかしく高ぶる感じがあるかと思います。




Narda(2006)

つい歌ってしまう名曲。

日本のビジュアル系バンド「UCHUSENTAI:NOIZ」という人たちが、Nardaをカバーして、SM city DAVAOでライブをしたようです。これは興味深い。。

日本で一番売れたメロディックパンクバンドはHi-STANDARDですが、雰囲気的に日本でのハイスタ人気以上に、国民的に人気のように感じます。
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フィリピンのおすすめ音楽:『Lindenwood』

4ピースメロディックハードコアバンドのLindenwood。
ボーカルはオールドスクールスタイルで、エモ感もあるメロディックパンクです(言葉のうすっぺらさ・・)。

 

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昔の日本で言えば、THUMBやSPREADを彷彿させます。

Monument(2017)

Steady Lives(2017)


ちょっと厳ついかんじかなと思っていましたが、ライブではかなり好青年感がありました。

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フィリピンのおすすめ音楽:『tide/edit』

2011年にメトロマニラ首都圏で結成された4ピースのポストロックバンド『tide/edit』。

ボーカルのないインストゥルメンタルバンドです。聴いているとどんどん音に入り込んでいき、高ぶる気持ちが爆発します(語彙力のなさに失望)。

 

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日本のレコードレーベル「Friend of mine records」からもCDを発売しており、今年の7月に来日。東京での2本のライブは大成功でした!行きたかった。。

 

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Twelve(2018)

Always Right, Never Left(2014)

一番影響を受けたアーティストとして、日本のポストロックバンド「toe」を挙げています。

 私もtoeが大好き!ドラムの柏倉さんは、DAMAGE→REACH→the HIATUSのドラムの柏倉さんですよ。

2011年に、toeの名曲「グッドバイ」をカバーしています。

グッドバイ(2011)

マンダルヨンのBlock123でライブを観ましたが、、楽しすぎました。

 

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\123block(Mandaluyong)/ I went to a show by my favorite philipines band by myself. It was a lot of fun! There were many great bands at the event. From Hong kong, Thailand , Malaysia and Japan . Thank you very much for the fantastic time! マニラではじめてのひとり夜遊び きのうは、わたしの好きなフィリピンのポストロックバンドtide/editをみるためにマンダルヨンのライブハウスに行きました。 日本だとふつうのことなんだけど、『危険じゃないかな』とか、『深夜にひとりでGrabに乗るのだいじょうぶかな』とかちょっと緊張してしまったけど、ぜんぶなにも問題なくて、たのしくて、スタッフさんも親切でトイレもライブハウス自体もきれいで音も良かった。。! このイベントはtide/editの所属レーベルの7周年イベントで、フィリピンの他にもタイ・香港・マレーシア・日本からもポストロックバンドが来てて、なんかもうみんなかっこよくて、それぞれ生活していろんな背景があってここにいるんだなと思うと、みんなの顔をじっとみて胸が熱くなった。。!ていうかみんなかっこいい。 香港のtfvsjsは基本話さない突き放すスタイルで、しかしダブルドラム!っていう轟音系で、突き放されながらも圧倒されて、tide/editは演奏がたのしすぎるってスタイルで巻き込まれて楽しくなって、マレーシアのMUTESITEは叙情系で英語にタガログを交えてコミュニケーションとりながら持ってってた。 そして英語。みんな英語だからMCがもりあがる。。わたしは全然ききとれなかった 安全と無難を取ってラストの日本のバンドともうひとつのフィリピンのバンドは見ずに22時過ぎに帰ったけど、観たかったな。。 マニラにもきっともっと楽しいことはあって、安全管理はわすれずにこれからもひとり遊びをしていこうと思いました! #マニライフ #マニラ生活 #マカティ #マンダルヨン #tideedit #123block

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フィリピンのおすすめ音楽:『Earthmover』

2011年にケソンシティで結成された3ピースのポストロックバンドです。轟音系・叙情系と言われるインストゥルメンタルのバンドです。
静かに始まってアグレッシブに高まっていく音がたまらないです(今一番はまっています)。

 

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先のtide/editも好きなバンドの1つとして挙げています。
私の語彙力に問題がありすぎるので、ぜひ聴いてください!

Two(2012)

Three(2012)

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良い音楽を新しく知るのって、とてもしあわせなことだなと思います。

まとめ

この記事ではフィリピンのロックバンドを集めましたが、今回記事を書く間にSpotifyで他にも色々良さそうな音楽をみつけました。

みなさんもぜひ、フィリピンの音楽を楽しんでみてください!

この記事を読んでいただき、ありがとうございました。

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