こんにちは、はなお(@oiuioi2)です。
この記事では、『日本からフィリピンへ宅急便を送る方法』をご紹介します。
フィリピンに住む家族・友人への贈り物、自分の生活用品。
フィリピンへの渡航時に持っていくこともできますが、まとまった荷物やECサイトで購入したものを送りたい時がありますよね。
この記事では、私が経験した事のある『日本からフィリピンへの荷物の発送』を中心にご紹介したいと思います。
もくじ
EMS(国際スピード郵便)
日本郵便が取り扱う国際郵便サービスです。
EMSの特徴としては、
- 2日〜数日で配送可能
- フィリピンには20kgまで送付可能
- 追跡可
- 郵便局が窓口
- 内容物の価格に応じた保障をつけられる
- 荷物サイズは、長さ1.05メートル、合計3メートルまで可
- 配達地域は、フィリピン全域
といったことが挙げられます。
郵送料はグラム単位で変わってきます。
例えば1kgは21,00円、10kgは10,500円、20kgの場合は18,500円などなど。
参考 料金・日数を調べる - 日本郵便日本郵便海外への郵便は、日本側で問題なく通過しても、その後何があるか分かりません。
保障は必ずつけたいですね。
ブッダ
なお配達先は『フィリピン全域』とありますが、パラワン島の一部などには配達できません。
また住所が下記リスト以外の場合、最寄りの郵便局に小包を取りに行く必要があります。
Bacoor | 4102 |
Biñan | 4024 |
Cavite City | 4100 |
Dasmariñas | 4114, 4115 |
Imus | 4103 |
Las Pinas City | 1740 – 1752 |
Kalookan City | 1400 – 1413, 1420, 1428 |
Kawit | 4104 |
Makati City | 0700 – 0732, 0740, 0750, 0760, 0770, 0780, 0790, 1200 – 1235 |
Malabon City | 1409, 1470 – 1480 |
Mandaluyong City | 1550 – 1556 |
Manila City | 0900 – 0928, 0930, 0940, 0970, 0980, 0950, 0960, 1000 – 1018 |
Marikina City | 1800 – 1811, 1820 |
Muntinlupa City | 1770 – 1777, 1780 – 1781, 1799 |
Navotas | 1409, 1411 – 1413, 1485, 1489 – 1490 |
Noveleta | 4105 |
Paranaque City | 1700 – 1720 |
Pasay City | 1300 – 1309 |
Pasig City | 1600 – 1612 |
Pateros | 1620 – 1621 |
Quezon City | 0800 – 0802, 0810, 0820, 0830, 0840, 0850, 0860, 0870, 0880, 1100 – 1128 |
Rosario | 4106 |
San Juan City | 0400 – 0401, 0410, 0420, 1500, 1502 – 1504, 1530 – 1536 |
Sta. Rosa (Santa Rosa) | 4026 |
Taguig City | 1630 – 1634, 1636 – 1639 |
Valenzuela City | 0550, 0560, 1440 – 1448, 1469 |
ただ私が住むのはリストに含まれるMakati cityですが、結局荷物は配達されずに取りに行きました(お知らせの小さな紙を受け取りました)。
発送不可のものなどの条件については、下記の『国際郵便条件表』に記載があります。
フィリピンは91ページ以降です。
EMSの荷物をフィリピンで受け取る流れなどは、うさみさん(@usamilife)のブログに全てまとめてあります。
参考 フィリピンでEMS(国際スピード郵便)を受け取る方法と追跡番号の見方。よくある3つのトラブルとはうさみライフ
バリクバヤンボックス(トランステック)
フィリピン国外で働くOFW(Overseas filipino workers)のための宅急便『バリクバヤンボックス(Balikbayan box)』。
日本人も利用可能なサービスで、おそらくフィリピンに住む日本人にも広く使われているかと思います。
バリクバヤンボックスの特徴としては、
- 重たい荷物の場合、EMSより安価
- 80kgの荷物まで送付可
- 発送は船便で、自宅での受け取りまで最短1ヵ月
- 追跡なし。メール連絡で状況を確認可
- 最大1,000ドルまでの保障
- 荷物サイズは、用意される箱のサイズから選択
- 配達地域は、フィリピン全域
といった点が挙げられます。
バリクバヤンボックスを扱う業者はたくさんあるかと思うのですが、おそらく一番使われているのが『トランステック』。
配達料金は下記の通り『日本の配送元の所在地 + 荷物の大きさ』によって異なります。
例えばCOMPACTボックスと言われる一番小さな箱(55cm×55cm×63cm)の場合、メトロマニラに80kgまで最安6,500円から発送することができます(箱は料金に含まれます)。
(トランステックのホームページ – [サービス案内]より引用)
はなお
禁止荷物は下記の通りです。
これまでに2017年に2回と2018年に1回利用しましたが、バリクバヤンボックスについては規定がしょっちゅう変わります。
最新の情報については、トランステックにメールで確認するのが確実でしょう。
参考 Balikbayan Boxをはじめとする、フィリピン-マニラ間での貨物輸送・各種宅配サービストランステックチョットストップ(リトルトーキョーのSeikyo)
『チョットストップ』は、日本のウェブサイトで購入した商品を日本の既定の住所へ発送すると、約1週間以内にマカティのリトルトーキョーの『Seikyo』で受け取れるサービスです。
チョットストップのサービスの特徴としては、
- 配送料は常温品が1,500円/1kg・冷蔵品が2,500円/1kg〜
- 発送は航空便で、数日〜1週間で受け取り可能
- Web購入品を転送できる
- 追跡なし
- 保障についての記載なし
- Seikyoの店舗に受け取りに行く必要がある
といった点が挙げられます。
流れとしては以下の通りです。
ブッダ
なお、Seikyoはマカティ のジュピターst.にあります(※リトルトーキョーから移転)
配送スケジュール
基本的には下記の通りです。
- 日曜日PM3時までに東京のお店に到着したら、月曜日にフライト→火曜日にSeikyoで受け取り
- 木曜日PM3時までに東京のお店に到着したら、金曜日にフライト→土曜日にSeikyoで受け取り
ただこれまで利用したうちの半分は上記予定の次の回での受け取りになったので、予定通りにはいかない場合も考慮しておいた方が良さそうです。
また、これまでメールでの問い合わせに返事が届いたことがありません。
そのような『ゆるさ』を許容される場合は、便利なサービスです。
初めて利用した時は、Suniさん(@suni)のブログを参考にしました。
参考 【試してみた】日本で買ったものをマニラに届けてくれるサービスがあるんですよフィリピン現地採用がマレーシアでサバイブするブログ一般のECサイト経由で送る
ここ数年、国外からECサイトを開くと、『海外へ発送するよ』という下記のような案内が出ることが増えました。
あとは、『こぐま便』のような通販転送サービスもありますね。
便利なサービスですが、よくよく送料をみるとバリクバヤンボックスの方がお得だったり。
ここでは安心しておすすめできるサービスをご紹介します。
Amazonで直接送る
最大手ECサイトのAmazon。
Amazonの場合、宛先を海外に指定すると、決済画面で送料を確認できるのが便利です。
配送料金については、下記の通り提示されています。
チョットストップの場合、1kg単位での送料換算です。
荷物の重量が1kg以内でも梱包込みで1kgを超えれば、容赦無く2kg扱いで送料は3,000円になります。。
この場合、Amazonからの配送の方がお得ですね(その他関税がかかる場合もあります)。
Amazonの海外配送についての詳しいサービスは、下記のリンクをご覧ください。
参考 ヘルプ&カスタマーサービス:海外配送AmazonEVERYTHING FROM.JP( JR西日本&フェリシモ )
JR西日本とフェリシモが提供する海外配送をメインとするECサイト「EVERYTHING FROM.JP」。
アジアへの送料無料キャンペーンを行なっていることもあるので、その他サービスと比較してお得に利用できることもあります。
ラインナップもなかなか良いです。
購入した商品は、EMSによって配送されています。
まとめ
フィリピン生活にちょっと潤いを与えてくれる使い慣れた日本の製品。
毎月利用するものではないですが、状況に合った配送方法がみつかればうれしいです。
この記事を読んでいただき、ありがとうございました。
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